アーサー・ランサム 「つばめ号とアマゾン号」シリーズとマーマレード

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8月も後半。ツクツクボウシが鳴き始めると、夏の終わりを感じて気持ちがなぜか焦りますね。
夏休みの宿題の中で読書感想文というのが困りもので、本は好きでしたが、先生が唸るような文は書けなかったな。
自由研究も本当に困りもので。

少し前から読み始めたアーサーランサムの「ツバメ号とアマゾン号」のシリーズ。
全12巻、24冊あります。
この全集をランサム・サーガと言います。
これがもう楽しくて、おもしろくて、手に汗にぎり、ドキドキしたり、子供の頃に戻ります。
子供の頃、図書館でこの本のタイトルは知っていましたが船の話だと思って、ちょっと手にとらなかった。
これは人生悔やまれるところです。もしかしたら別の人生を歩んでいたかも。
イギリス好き、アウトドア好き、船好きだったら、絶対この本好きになります、ぜひ読んでみて!

岩波少年文庫からシリーズすべて翻訳されて、図書館にもあります。

そして最後の12巻目を読み終えました。

ランサムサーガの主な舞台は、イギリスの湖水地方とノーフォーク・ブローズ、東海岸などで、ウォーカー兄弟、アマゾン海賊の2姉妹、カラム兄弟など子供たちと子供の心を忘れていない大人たちの冒険物語。

各巻の内容は書きません。楽しみがなくなっちゃうから。

私が好きな巻は、「海にでるつもりじゃなかった」と「女海賊の島」。中でもミス・リーが好きです。

物語の中でもマーマレードはたびたび登場します。
「つばめ号とアマゾン号」の中でも、キャンプの食事には、マーマレードがでてきます。本には書いてありませんが、これは絶対セヴィルオレンジのマーマレード。ジョン達ウォーカー兄弟のお母さんの手作りかな、などと想像するのも楽しい事です。
マーマレードはパンだけでなく、フルーツケーキに塗って食べたり。


「女海賊の島」では、中国のある島で捕虜になったウォーカー兄弟とナンシー姉妹達と女海賊ミス・リーとの「ケンブリッジ風朝食」。イングリッシュブレックファーストになんとオックスフォード社のクーパーのマーマレードが出てきます。

ケンブリッジで勉強し学者になりたかったミス・リーは「学者も教授もケンブリッジのほうがすぐれています。でもマーマレードはオックスフォードの方がおいしい」とか、「オックスフォードは学問の程度は高くありませんがマーマレードはとてもよいものができます」と言うので、思わず笑ってしまいました。

子供たちもオックスフォードのマーマレードが大好き。ロジャも「茶色でほんとうに汁気の多いやつ」と言って喜んでいます。
オックスフォードのクーパーのマーマレードは、トリックル入りなので、ちょっと茶色。マーマレードは汁気が多いのが好きなんだな、そんな箇所がでてくると別に意味でワクワクします。

このシリーズを読むと、帆船と見知らぬ土地への憧れが感じられます。
イギリス人は海洋民族なのでは?だからティークリッパーで中国からお茶を運ぶレースもあったのだなと感じます。
彼らが帆船でイギリスから出航し、またイギリスに戻ってくる喜びも本から感じます。

さて、実際の湖水地方に行ってみたい!と思って行ったのが、今年の3月。
マーマレードフェステバルが開かれるダルメインは湖水地方を通り過ぎた所にあるので、そのついでに。

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雨がかなり降っていて、風も強くて、おぉ、湖に白波が立っている。
お天気だったら、本当によかったのに。

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今度は、コニストン湖で船に乗ろう、ロジャみたいに丘をタッキングしながら走ってみよう(今回はひどい雨だからできなかった)
そんな事を考えるのです。

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