イギリスの水は硬水?

イギリスに行くと紅茶がおいしい・・・とよく言われます。初めてイギリスに行った時の紅茶の味はライトな感じ。家で飲んでいる紅茶の方がよっぽど濃い感じでした。

イギリスの水や牛乳が違うからなのか?実際どうなんだろうと、エルダーフラワーの独断と偏見いっぱいの話です。

イギリスの水は日本の水と違って硬度が高いといわれます。
ちなみに板橋区の場合、水道水の硬度(カルシウムとマグネシウムの含有量)は49。新宿区で51.5。東京都水道局の水道水調査結果の数値です。硬度100以下だと軟水です。南アルプスの天然水の硬度は30。紅茶を淹れる場合、硬度が低いほうがいいとは一概には言えません。

実際ロンドンに行き、ホテルの部屋の蛇口からの水道水でお湯を沸かして(ホテルには電気でお湯を沸かすポットが嬉しい事にあるからね)紅茶を淹れると、淹れた紅茶の色がコーヒーのように濃い茶色に入ります。時によっては、油のようなぎらぎらした膜のようなものが見える場合もあります。ストレートではぎょっと思うけれど、ミルクティーにするとわからなくなって、ごくごく紅茶を飲んでしまいます。お湯を沸かすポットの中も水に含まれているカルシウムが固まって汚れのようになっていたりして、水の硬度が高いんだな~、イギリスに来たな~なんて思います。

じゃあ、イギリスの全地域はすべて水の硬度が高いのか?
それはNOです。
スコットランド地方の水は軟水だといいますが、今回はパス。

あくまでも私が行ったロンドン、コッツウォルズ、コーンウォール、デボンの水について、科学的な調査などはしていないので、あくまで私の感じたまでをお話しましょう。紅茶のおいしさや水色(すいしょく)は硬度の数値だけでなく、カルシウムとマグネシウム量の比率やPHも入ってくるし、紅茶の淹れ方の違いもあります。カンタンにこんなに違うんだな~と思っていただければ。

まず、東京都の水道水、イギリスの南西部コーンウォールのニューキーとデボン州のエクスター周辺の水道水とヒースロー空港の洗面所の水道水で紅茶をいれてみたらどうなるかの なんちゃって実験。

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手前から東京、コーンウォール、デボン、ヒースロー。これはちょっと見えにくいかも。

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使った紅茶は日本のメーカーの一般的なティーバック。

写真の撮り方もありますが、ヒースロー空港の水道水はにごった感じで、おいしくなさげ。たまたまあぶくが浮いている写真なので余計ね。。。
意外だったのがコーンウォールやデボン。
デボンの水は水色だけみれば、東京の水と遜色ないのかも。
成分を調べていないからあくまでも想像だけど、水色だけみると硬度は意外と高くないのでは???

イギリスの水は硬水とは一概には言えないですね。地域の差が大きい。
紅茶を淹れてみると、味わいはコーンウォールとデボンと日本、多少は違うけれど、それほど違わない。

ちなみに以前コッツウォルズのストウオンザウォルドなど北部の水道水で紅茶を淹れたら、コーヒーみたいな色になってびっくり。
この写真は以前撮ったものなので、ティーカップや使った紅茶は違います。左が東京の水道水、右がコッツウィルズの水道水。
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紅茶をいれてみると、コッツウォルズの水は硬度が高いかなとわかりますね。はっきり。
ロンドンの水道水は飲むと硬度が高いと感じるのですが、ここの水はそのまま飲んでもわからなかった。(味音痴な私?)

ヨークに行った時、いつも飲んでいる釜炒茶を水道水で淹れたら、いつもの味じゃなかったしな~。しかしロンドンの水とは違い、やや硬度は低かったと思うけれど。

ネットでイギリスの各地の水の硬度地図を見てみると、軟水なのはおおまかにいうとイギリスの地図では向かって左側、つまり西側が軟水地域です。しかしその左側の軟水地域も場所によって軟水やら硬水地域やら様々。ロンドンは硬度が200~300の地域にはいっている。おお、高っ!実際どの程度の硬度なんでしょうね。ちなみにミネラルウォーターのエビアンの硬度は304。
これだけ地域によって水の硬度に違いがあるのなら・・・ヨークシャーティーはハードウォーターとソフトウォーター用の2種類の紅茶の商品があるのね、なるほど。

硬度が高いと紅茶では渋みが弱くなり、マイルドになるというけれど、ロンドンの水道水ではストレートティーよりもミルクティーのほうがおいしそうだな。
イギリスでは最初中国の緑茶が飲まれていた。それがだんだん発酵を強くしたお茶をイギリス人が好んだというのは、嗜好もあるけれど、実際問題、水が大きくかかわっているのでは?な~んて、密かに思っているのです。

これはおまけ。右がロサンゼルスの水。ここもやっぱり硬水。

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